2025/12/17 12:00
2026年1月より、米ビルボード・チャートはストリーミング収益の増加や消費行動の変化をより的確に反映するため、オンデマンド・ストリーミングの比重を引き上げる。
今回の変更の一環として、広告付きオンデマンド・ストリーミングに比べ、有料/サブスクリプション型オンデマンド・ストリーミングをより有利に評価する方針は継続される。一方で、ストリーミング収益の分析に基づき、両者の重み付け比率は従来の1対3から1対2.5へと縮小される。
現行では、アルバム換算ユニットはアルバム1枚の販売、アルバム収録曲10曲の個別販売、またはアルバム収録曲によって生じた公式オーディオ/ビデオのオンデマンド・ストリーミング(広告付き3,750回、有料/サブスク1,250回)のいずれかに相当する。
米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”および該当するジャンル別アルバム消費チャートでは、1月17日付(1月2日~8日のデータを集計)のから、アルバム消費ユニットがアルバム収録曲によって生じた公式オーディオ/ビデオのオンデマンド・ストリーミング(広告付き2,500回、有料/サブスクリプション1,000回)に変更される。販売およびダウンロードの指標は従来どおり据え置かれる。
この変更により、アルバム・ユニットに換算するために必要なオンデマンド・ストリーミング数は、広告付きで33.3%、有料/サブスクで20%それぞれ減少する。
また、同ソング・チャート“Hot 100”および該当するストリーミング/ソング消費チャートにおいても、有料/サブスクと広告付きオンデマンド・ストリーミングの比率は1対2.5へと調整される。
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